5/16 相場概況
大引けの日経平均は前日比125.58円安の21062.98円となりました
東証一部の売買高は14億6158万株、売買代金は2兆3942億円。
騰落銘柄指数は値上がり845銘柄、値下がり1227銘柄、変わらずは68銘柄でした。
本日の東京市場は売り優勢。
前日に日経平均は8日ぶり反発に転じたものの、その上昇分をそのまま吐き出す格好となりました。
前日の米国株市場ではトランプ政権が輸入自動車への追加関税導入の判断を先送りすると伝わり、これを手掛かりにNYダウが続伸したが、この流れを引き継ぐことはできませんでした。
中国の主要経済指標が事前の市場予測を下回ったことや、トランプ米政権が中国通信機器大手ファーウェイへの輸出を事実上禁止したことが、米中摩擦激化への懸念につながり買い手控え感を助長しています。
もっとも中国・上海株や香港株は前日終値を上回る水準で推移しており、東京市場は株式需給面から先物を絡めた売りが重荷となりました。
電力やサービス、建設など内需株が頑強な値動きをみせたが全体を支えきれず、電機や銀行など時価総額の大きいセクターへの売り圧力が顕在化して全体の気勢を削ぎました。
明日も皆さんにとって良い相場を!
5/15 相場概況
大引けの日経平均は前日比121.33円高の21188.56円となりました。
前日の米株市場で米中摩擦懸念の後退を背景に主要株価指数が切り返したものの、朝方は見送りムードが拭い切れず日経平均はマイナス圏でスタートしました。
売り一巡後は戻り足をみせたものの買い続かず、前引け時点では小幅ながらマイナス圏で着地しました。
後場では、中国・上海株市場などアジア株が強い動きをみせたことで市場心理が改善し、海外ヘッジファンドなどの短期筋が先物に買い戻しを入れたこともあって、後場後半は尻上がりに水準を切り上げました。
ただし、日経平均の上げ幅は120円強にとどまり、リバウンドを狙った実需の買いは限定的でした。業種別では33業種中、26業種が上昇、個別でも値上がり銘柄数は全体の約64%を占め、特に時価総額上位の銘柄が強く、売買代金上位30傑で下落したのは6銘柄しかありませんでした。
東証一部の売買高は15億2404万株、売買代金は2兆5724億1000万円。
騰落銘柄指数は値上がり1359銘柄、値下がり716銘柄、変わらずは65銘柄でした。
明日も皆さんにとって良い相場を!
5/14 相場概況
大引けの日経平均は前日比124.05円安の21067.23円となりました。
約3年1ヵ月振りの7日連続安となりました。
日経平均は朝方に440円下落して2万700円台まで突っ込む場面がありました。
しかし、その後は為替市場で円高が一服したことや中国・上海株が底堅い動きを見せたことで買戻しの動きが顕在化し、戻り足に転じました。
トランプ大統領が米中通商交渉の進展に前向きな発言をしたことが伝わり投資家の不安心理が後退した面もある。
朝方売りこまれたものの、その後は地合いが改善し、マイナス圏ではあったがこの日の高値付近で着地しました。
個別株においては決算を手掛かりにストップ銘柄が続出するなど物色意識は旺盛でした。全体売買高代金は2兆8000億円台に膨らみました。
東証一部の売買高は17億3388万株、売買代金は2兆8526億1000万円。
騰落銘柄指数は値上がり931銘柄、値下がり1139銘柄、変わらずは70銘柄でした。
5/15は、米中貿易摩擦への警戒感に伴う投資家のリスク回避姿勢は継続しそうです。
ただ日経平均株価は、今日までで7日続落で、その間の下落幅も合計1240円に達していることから、短期的な突っ込み警戒感も想定され、自律反発が優勢となり、反発に転じる可能性があります。
明日も皆さんにとって良い相場を!
5/13 相場概況
大引けの日経平均は前日比153.64円安の21191.28円となりました。
約8ヵ月振りの6日続落となりました。
日経平均は一時200円を超える下げを見せたところで、目先の突っ込み警戒感からの買戻しや押し目買いが入り、前引け時点では107円安まで下げ渋りました。
しかし、後場に入ると3月の景気動向指数速報値に絡み、内閣府が基準判断を下方修正しました。これが海外投資家の売りを誘発し、再び下げる格好となりました。
東証一部の売買高は14億2097万株、売買代金は2兆3616億3000万円。
騰落銘柄指数は値上がり589銘柄、値下がり1491銘柄、変わらずは60銘柄でした。
本日は、米国の対中国製品2000億ドル分を対象とした関税引き上げを背景に貿易摩擦問題が改めて意識される中、リスク回避ムードが継続しました。
また、場中の景気動向指数速報値の下方修正も重なり、海外投資家の嫌気による売りの拡大が主な動向となりました。
しかし、個別では決算発表などを絡めストップ銘柄が相次ぐなど物色の目立つ地合いとなりました。
5/14は、目先売り飽き気分はあるものの、米国株式市場の動向次第では一段下げ基調を強める可能性もあり注意が必要です。
トランプ政権が中国に対する制裁関税を全輸入品に適用させる構えをみせる中、日本時間14日未明にも詳細案を発表するとみられており、この結果が投資家心理に大きな影響を与えそうです。
明日も皆さんにとって良い相場を!
5/10 相場概況
大引けの日経平均は前日比57.21円安の21344.92 円となりました。
10日の日経平均は5日続落、前場では米中交渉の進展思惑から前引け143円高で着地したが、後場は期待が剥落した事から先物主導で売られ一時220円安を付ける場面もありました。終盤は再び下げ幅を縮小する方向感の定まらない展開となりました。
東証一部の売買高は17億4357万株、売買代金は3兆1340億3000万円。
騰落銘柄指数は値上がり1055銘柄、値下がり1004銘柄、変わらずは81銘柄でした。
本日は、米中両国の間で再び先鋭化する貿易摩擦問題が意識され不安定な値動きを余儀なくされました。米政府は日本時間5/10午後1時1分、中国からの輸入製品2000億ドルに対し制裁関税を10%から25%に引き上げました。これによる米中関係の悪化や世界経済に及ぼす影響が嫌気され、主力株を中心に買いが見送られた結果となりました。
来週は、トランプ大統領が貿易摩擦問題の解決を急がない姿勢を示した事は懸念材料ですが、GW前から10日にかけて5日間で962円強下げているため、急落後の反発を試す場面があると予想されます。
来週も皆さんにとって良い相場を!
5/9 相場概況
大引けの日経平均は前日比200.46円安の21402.13円となりました。
朝方から売りが先行し、弱い動きが継続しました。時間外取引で、米株価指数先物が軟調に推移し、中国・上海総合指数も続落するなど、売り優勢の展開となり、午前11持20分には21315.07円(287.52円安)の安値を付けました。
後場に入り一巡感から下げ幅を縮小。午後2時過ぎ、株価先物指数に断続的な買いが入ったことをきっかけに21452.91円(149.68円安)まで下げ幅を縮小する場面も見られました。
東証一部の売買高は16億8963万株、売買代金は2兆8655億円。
騰落銘柄指数は値上がり282銘柄、値下がり1819銘柄、変わらずは39銘柄でした。
本日は米中貿易協議の行方が不透明な中、リスク回避姿勢が強まり、買い物が薄い状況となったことが下げ幅拡大の原因だと考えられます。
5/10は金曜日、米中閣僚級貿易協議もあるため買いが集まりにくく、引き続きリスク回避の動きが強いと考えれます。
明日も皆さんにとって良い相場を!
5/8 相場概況
大引けの日経平均は前日比321.13円安の21602.59円となりました。
始値は、21628.04円(前日比295円安)からスタートし、円相場が1ドル=109円台まで上昇したことも重しとなり、軟調なもみ合いが続きました。
相場全体を引き上げるニュースもなく、一時21514.85円(前日比408.87円安)まで下落する場面もありました。
東証一部の売買高は14億9623万株、売買代金は2兆7476億円。
業種別では全33業種がマイナスとなり、精密機器、空運業、化学、非鉄金属、ガラス、土石製品が下落上位でした。東証1部の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は13%でした。
7日の米国市場では米中通商協議の先行き懸念が一層強まり、NYダウが473円安と大幅に続落しました。5/8の東京市場でもリスク回避目的の売りが先行したことが本日の要因と考えられます。
明日は、米ワシントンで9日から開催される米中閣僚級貿易協議を目前にしているため、買い手控え姿勢が一段と強まると考えられます。日経平均株価の動きはもちあい弱含みの推移と考えられます。
明日も皆さんにとって良い相場を!