5/13 相場概況

 

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大引け日経平均は前日比153.64円安の21191.28円となりました。
約8ヵ月振りの6日続落となりました。

日経平均は一時200円を超える下げを見せたところで、目先の突っ込み警戒感からの買戻しや押し目買いが入り、前引け時点では107円安まで下げ渋りました。

しかし、後場に入ると3月の景気動向指数速報値に絡み、内閣府が基準判断を下方修正しました。これが海外投資家の売りを誘発し、再び下げる格好となりました。

東証一部の売買高は14億2097万株、売買代金は2兆3616億3000万円。
騰落銘柄指数は値上がり589銘柄、値下がり1491銘柄、変わらずは60銘柄でした。

本日は、米国の対中国製品2000億ドル分を対象とした関税引き上げを背景に貿易摩擦問題が改めて意識される中、リスク回避ムードが継続しました。

また、場中の景気動向指数速報値の下方修正も重なり、海外投資家の嫌気による売りの拡大が主な動向となりました。

しかし、個別では決算発表などを絡めストップ銘柄が相次ぐなど物色の目立つ地合いとなりました。

 

5/14は、目先売り飽き気分はあるものの、米国株式市場の動向次第では一段下げ基調を強める可能性もあり注意が必要です。

トランプ政権が中国に対する制裁関税を全輸入品に適用させる構えをみせる中、日本時間14日未明にも詳細案を発表するとみられており、この結果が投資家心理に大きな影響を与えそうです。

明日も皆さんにとって良い相場を!